病名がはっきりして、診療科も合ったところに通えて、これで解決!と、そんなに簡単にはいかないのが現実。まぁ、過去を振り返れば拙者自身にも妻にも、そして娘の心にも大きな影響がありました。
パニック障害を理解できずに妻と衝突するなんてことは最初のうちは日常茶飯事。これは理解できない拙者に問題があったんでしょうけど、何が分からないって、「何かに依存しがちになる。」ということ。
薬を飲んで外に出ることも出来るようになり妻がハマったのが当時流行っていた
「データカードダス アイカツ」
これにいくら使ったことか・・・
いや、拙者も楽しんだから文句言えませんけど、ゲームどころかカードを数千円で買うことも当たり前になったり。
また、駿河屋というネットショップで必要のなさそうなものを買う。それはそれはコマゴマしたものを見つけてきては購入。拙者もオタクと言われる部類の人間ですから、キャラクター商品が勝手に増えていることは歓迎ですが、少しは頻度を考えろと。
そして極めつけは「Wii 街へ行こうよどうぶつの森」これ。食事が終わって暇ができるとこのゲームばかりで、拙者が食器を洗ったり棚に片付けていてもお構いなし。家事を全然やらなかったわけではないのですが、本当にこの行為が嫌でした。
病人らしく寝ていてくれれば負の感情が湧き上がることもないのでしょうけど、「薬を飲んでいて多少不具合はあるものの、普通の生活が出来ているのに。」そんな不満が拙者の中で大きくなり、度々爆発していたことを覚えています。
つづく