娘の悩み、とでも言いましょうか。配布されたプリントの答えが分からず、前の席の子が後ろを向いて娘のプリントの答えを見てくるのが嫌なんだと。自分で問題を解かないことに憤りを感じているわけではなく、その子が嫌いな子だから見て欲しくないらしいんです。
拙者「なぁリーナ、嫌いな子に勉強できるようになって欲しいの?」
リーナ「なって欲しくないよ??」
拙者「勉強の時間なのに人の答えを書き写して頭がよくなるかな?」
リーナ「ならないよ?でも見られるのはお父さんだって嫌でしょ?」
拙者「確かに嫌な気分になるだろうけどね、そこで考え方を変えてごらん。」
拙者「嫌な子=勉強できない or 勉強できる どちらがいい?」
リーナ「勉強できない方がいいよ。」
拙者「でしょ?だったら見たいと思う子には見せてあげなきゃ。ただね、成績をつけるための本番のテストは見られちゃだめだよ?何もしてない人間が良い成績を取ることまでは許してはいけないと思うよ?」
リーナ「そうだよね、頭良くなって欲しくないもんね。嫌だけど、見たい人には見せるよ。」
と、こんな感じで説得いたしました。
頑張って問題を解いているのに、それを盗み見るという行為は誰もが嫌だと思います。ですけど、そんな人間を相手にストレスを抱えるよりも、考え方を変えて少しでも気分が楽になってくれれば良いなと思うのです。
1年生で出来ないのに2年生で出来るようにはならないし、2年生で出来ない子が3年生で出来るようにはならないです。
だからこそ、小学校低学年からの積み上げが大切ですし、一緒に勉強すると新たな発見があって楽しいのに、今の親って子どものことを他人にぶん投げる傾向にある気がします。だったら子どもなんて作らなきゃいいのに。