何がきっかけだろうか。食事の時、職場のSK氏の奥さんと拙者の境遇が完全に一致と言わないまでも似ているという話から
「自分の親兄弟が世界で一番消えて欲しい存在って悲しいよね~。」
なんて話になった時のことでした。
拙者の親族一覧
・実弟
元ニート。何故元ニートかというと年齢要件を満たさなくなり、国公認ではなくなったため。存在を認められない無職。本人はきっと拙者よりも有能だと思い込んでいる。世界で一番目に消えて欲しい人。
・実母
ニートの母にして拙者の母。なぜか出来の悪い弟が大好き。何か悪いことがあると拙者に責任を押し付ける。謝ると死んじゃう病の持ち主。世界で二番目に死んでほしい人。
拙者も人間です。
「あの時勉強しておけば・・・」
「ランクを落として高校受験しておけば・・・」
「三歳の時に渡米してパイロットになっていれば・・・」
振り返ると人生において大事な選択が数多くあったんだなと思うんです。
そこで妻が、
「その気持ちを持ってやり直せるとしたらどうする?」
そう聞かれたわけですよ。当然そんなこと出来るわけありませんがシミュレーションをするとですね、
渡米して空を飛ぶ仕事が最良だと思うが、妻と娘に出会えない。
拙者にとって人生とは妻と娘と生活すること。
しかし、大嫌いだった高校に通わないと妻と出会えない。
妻と出会えたとしても娘が生まれるとは限らない。
それ以前に小学校にも中学校にも通いイジメに耐えなければならない。
それより親父はいいとして、あの家族ともう一度生活しないといけない。
再度奴等と生活することになったら殺人犯になるかもしれない。
結論:やり直せるとしてもやり直さない。
そんなやり取りをしていた時に娘が、
「お父さんはお婆ちゃんのこと大嫌いみたいだけどリーナはお父さんとお母さんが大好きだよ。」
妻も
「会わなくて心の安定が保たれるなら無理して会わなくてもね。もうお義父さんの七回忌も終わって喪主の務めも果たしたんだから。本来妻が喪主なのにあなたが頑張った事とか忘れてるようだし無職の弟さんと仲良く暮らしてもらえばいいじゃない。」
だってさ。
全てを言うとキリが無いことですし、実母・実弟にも言い分があるでしょう。少なくとも妻と娘は理解していてくれて、楽しく生活できている。
娘を寝かしつけて寝顔を見ながら泣いてしまったのは妻に言えない。ちょっと恥ずかしい。
そしてブログを読んでくれている方へ。43歳目前にして我が家の家族が増える朗報が・・・?(事実確認は数日後)