時は遡ること12月15日土曜日。
毎日妻が母乳を届けると産後で疲れが出てしまうので、休みの日ぐらい拙者が届けようかということで病院に。一人で移動するのに車というのも何なので電車で行くことにする。西武線の上り電車に乗るのなんて20年以上ぶりかもしれない。ちょっと新鮮。
一通り手続きを済ませイオナの前に座っていると、看護師さんが聞いてくる。
「お父さんってまだ抱っこしたことなかったんでしたっけ?」
妻は一度抱っこをしたらしいが拙者はまだ。看護師さんにそれを伝えると、抱っこできるから座って待っているように言われる。その間暇だから保育器に入っているイオナにちょっとちょっかいを出して時間を潰す。足の裏を触るとくすぐったいようだ。
保育器に入っているイオナからコードを一旦外し、看護師さんが座っている拙者の腕の中に渡してくれた。
「うわっ・・・ちっさ・・・軽すぎて怖い。」
というのが最初の印象。写真で見ると小さく感じないんですけど、この時で1,720グラム程度。言われていたとおり1割ほど体重が落ちた状態。赤ちゃんを抱っこしているという重みを感じないほどに軽い。
それにしても看護師さんって凄いなと。動きに無駄が無いし、荒っぽさや雑な感じは受けないが動作が早くて拙者がついていけない感じ。仕事で毎日赤子に触れていると、どの程度の扱いでいいか分かっているのだろう。
「あの、お父さん、肩にすっごい力が入ってるんですけど、リラックスして。」
と言われるほどに拙者はカチンコチン。だって怖いんですもん。でも写真は撮りますよ。
その後数回病院に行っていますが、保育器を卒業しコットに移っていつでも触れる状態になってます。
誰に似たのか足癖が悪くいつもこんな感じ。そしてたまに見せる麻生元首相のような口元の動き。それでもイオナが大好きです。