NIPTを受けて2カ月後

21トリソミーのダウン症の子が産まれることは無い。そして18トリソミー、13トリソミーの心配も一切無い。なのに不安。その原因は様々。

まず収入の問題。拙者の安月給で子供二人をまともに育てられるのだろうか。塾などに行かせることを考えると今のままでは到底無理。それでも幼児教育無償化が始まるので、実際にかかったであろう額は別口座へ移したり、児童手当や会社の扶養手当は学資保険に回したりして将来に備えないといけないかなと。それに労働力が不足するチャンスを生かして、拙者自身のスキルを上げておくことも必要だと思っている。

妻の健康問題も大きい。夜は2時間ごとにトイレに行くようになり睡眠不足が続いている。本人は「これが一生続くわけではなく、産まれて数か月後には少し楽になれると思う。」と言っているが、それまで本当に体力が持つのか心配。拙者の祖父も父も早くに妻を亡くしているので、その悪い流れを妻には断ち切ってもらわないと困る。

リーナはどうなってしまうのか。妹ができることでいろいろなことに目覚め、自覚してくれると嬉しいのだが、思ったとおりに行かないのが人生。姉妹という関係がプラスになればいいがマイナスになっては台無し。妻と拙者の努力が欠かせないが、今の安定した家族の形が変わるということが少し怖い。

でも一番の不安はそんなことではない。ダウン症等の遺伝的な障害以外の障害を持って生まれたらという不安。通勤経路上に障害者施設へ行くためにバスを待っている人たちがいる。奇声を上げ動き回る人、付添いの人に手を繋がれて下を見ている人、いろいろなタイプを見かける。しかしダウン症ではない。顔を見れば分かる。その人たちが先天的なのか後天的なのか分からないが、遺伝学の先生の言っていた「遺伝子的な障害ではない、検査で発見できない残りの75%の人」なのかもしれない。申し訳ないが、その人たちを見ると何とも言えない暗い気持ちになってしまうので通勤時間を変えた。

NIPTを受診し、遺伝的な異常は見当たらないというお墨付きをもらい、検査結果を聞いたときは安堵し喜んでいた。しかし現実は次から次へと不安が押し寄せてくる。拙者がネガティブな人間の中でも更にネガティブなところに位置しているからだとは思うが、勤務先の倒産、親の死よりも今の方が精神的にキツイ。

と妻の前で言えない悩みを少し吐いてみる。

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